田舎暮らしは最高!! 古民家の再生法
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☆古民家の再生法(修繕、リフォーム)
古民家が比較的しっかりしているときには、屋根や土台、構造体をそのままに、外装や水回りなどの設備を新しいものにする修繕(リフォーム)でOKな場合が多くなります。この場合でも使われていた新建材を取り外して、元の姿に戻してからリフォームすると、古民家のよさがより引き立つでしょう。
また、外壁にトタンなどが使われている場合も、可能な限り昔の板張りや白壁仕上げにすると、周りの自然にもマッチした趣のある古民家になります。白いしっくい壁は重厚な美しさがありますが、手間とお金がかかります。
寒冷地でしたら、床暖房やペアのサッシを入れるなどして、予算と生活スタイルに合わせたリフォームをしましょう。目安となる費用は、10万円/坪程度はかかるようです。
☆古民家の再生法(半解体再生)古民家の柱や梁組みの構造体はそのままで、壁、床、屋根などをはずして行う再生を半解体再生と言います。主に建物が傾いていたり床が沈んでいる場合に行います。これは、構造体の傾きや沈みを修復してから再生することが必要になるからです。
土台が傷んでいる場合には、その土台だけを取り替えるか、もっと大掛かりな場合にはジャッキで家全体を持ち上げて、コンクリートの基礎をつくり、土台全体を変えることもあります。
☆古民家の再生法(全解体再生)古民家を一度取り壊してから、再構築する再生法です。古民家を再生する手順としては、外壁を外す→床をはがす→屋根材を取る→柱と梁の木組みを外す、となります。
重機で解体すれば2日もあれば終わりますが、手作業でバラして行きますので10日以上かかることが多いようです。重機での解体は3万円/坪程度ですが、後者は5〜6万円/坪程度になります。
解体した部材は汚れを落としたうえで、必要ならば新材で補修します。再建築で利用するのは、柱と梁、建具、場合により壁土であり、あとはほとんど新材を使っての再生となります。
古民家の移築再生は、解体費の他に運搬費もかかります。ただし、運搬するのは部材だけなので、遠隔地でも50万円程度となるようです。
移築する古民家を選ぶときには、できるだけ程度の良い古民家を選びましょう。構造体がしっかりしたものでないと、移築再生するとみすぼらしくなってしまうことが多いのです。
現地再生ですと、その地になじんで、周辺の自然にもマッチしているせいか、かなり傷んでいても再生するとりっぱで見栄えのよい古民家になります。
☆古民家の再生法(古材リサイクル)古民家の古材を新築の住宅の柱や梁に再利用することが、近年可能になってきました。日本民家再生リサイクル協会の呼びかけで古材センターが各地にできてきています。
今までは破棄され燃やされていた古民家の古材が、さまざまな形で再利用される時代にようになってきました。マンションを古材を使ってリフォームしたりすると、無機質な冷たさがなくなり、落ち着いたたたずまいの内装になります。
古い建具も別の空間でふたたび輝きをとりもどすことができるのは、喜ばしいことでしょう。
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田舎暮らしは最高!! 古民家のチェックポイント
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☆古民家の見えないところ
古民家のよいところは、大黒柱や梁組の美しさにあります。古民家でも暮しにあわせて間取りを変えたり、天井を張るなど、さまざまな修繕をして使われてきているでしょう。
そのため、天井のなかったところに新建材が張られたりして柱や梁組みが見えない場合もあるでしょう。そのような場合は天井裏を調べることになります。
このように古民家の調査には、懐中電灯や軍手、コンパスなどの道具が必要になるでしょう。
☆古民家の屋根と土台古民家などの古い建物は、まず屋根と土台をみましょう。屋根から雨が漏っていると建物全体にかなりの悪影響を与えてしまいます。
次に土台は腐っていたりしていないか、シロアリにやられていないかを調べましょう。屋根と土台がしっかりしていれば内部をリフォームしてりっぱな古民家として再生できるでしょう。
☆古民家の柱と梁古民家の内部の汚れや建物以外の雑物、不要物にはあまり目を奪われないようにしましょう。雑物や不要物は破棄してしまえばよいのですし、汚れた柱も磨けばきれいになることがほとんどです。
古民家の再生は、主に柱と梁、建具などを生かして行うので、これらの状態が重要です。屋根材や壁、床などはその状態によって必要ならば取り替えることができるので、それほど気にしなくてもよいでしょう。
大黒柱が一尺以上の太さがあれば、梁もかなりしっかりしたものであると期待できます。
☆古民家の傾き、沈み古民家は北側の土台から傷んでくることが多いようです。そのため、建物全体が北側に傾いていることがあります。
また、土台や床を支える根太(床下の横木)が傷み、床が沈んでいることもあります。これらも大切なチェックポイントになります。
☆古民家、再生の検討古民家は再生の方法によってリフォーム費用が異なります。費用の目安もなかなか素人にはわからないものです。
できる限り古民家再生の経験のある設計士や工務店などの専門家に相談しましょう。特に解体移築を考える場合は、再生建築される図面がある程度できていないと、古民家のどの部分を生かすかにより解体の方法が変わってくるので、専門家の力が必要になります。
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田舎暮らしは最高!! 古民家の補修
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空家になった古民家はもろく、水回りを中心に痛んでいき、床が抜けてそのうち屋根まで崩壊してしまいます。地域差はあるものの、5年以上放置されしまった古民家はかなり傷んでいると思ってよいでしょう。
雪の多い地方はなおさらなので、古民家を選ぶなら、なるべく空家になっていた期間が短いものがよいでしょう。
古民家の補修の目安としては、比較的状態のよいもので2〜300万円、35坪程度の古民家の水回り、床下、内外装までの補修で5〜600万円、60坪以上の古民家の全面補修では1000万円以上かかります。
補修前には大掃除が必要で四トン車十台分もの不用品が出てくることもあります。
また、どんなに程度のよい古民家でも水回りの傷みを疑ったほうがよいでしょう。壁に穴を開けて配管しているものが多く、そこから傷みが発生します。
柱や壁が崩れかけている場合もあるので、よく調べてみましょう。床下も消耗が激しいので必要があれば手を加えるべきです。
古民家に多い引戸は、不要になることが多いのでそのような場合は、引戸を壁にすると使い勝手がよくなります。戸と同じ厚みの下地材を張って漆喰で仕上げると古民家のもつ雰囲気を損なうこともないでしょう。
屋根の補修については、茅葺き屋根の全面補修は700万円程度かかってしまいますが、上にトタン板を被せるなら半額程度で済みます。すでにトタン葺きしている古民家は錆びを点検し、必要なら塗り替えます。
ただし、雨漏りが発生しているような古民家は建物全体に悪い影響を与えている可能性が高いので、購入は避けたほうがよいでしょう。
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田舎暮らしは最高!! 古民家はなぜ100年以上もつのか
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古民家は現在の木造住宅の2〜3倍の太さの通し柱を部材としてぜいたくに使っている。このような丈夫な構造体にしたのは、屋根の重みと関係があります。
茅葺きに代表される草屋根の骨組みは、構造体に接合しているのではなく、その一部に穴を開けて引っ掛ける構造になっています。
屋根の重み自体で固定するわけです。このやり方は八の字に開いて外壁を押す力が発生するので、それに耐える丈夫な柱や梁が必要になったわけです。
囲炉裏も重要なアイテムであり、薪から出る煙が屋根材に使われる縄や湿気を嫌う構造体に付着して建物全体を頑丈にしていきます。草屋根自体も乾燥を好むので、囲炉裏の果たす役割は大切でした。
現代建築では結露が問題のひとつとしてありますが、土壁や土間のある古民家では、土が常に呼吸しているためまず起こりません。
古民家はそもそも住まいの快適性を追求したものではないので、室内が暗い、冬が寒いなどの欠点があります。寒さについては少々の補修では解決できないものです。高齢者や寒さが苦手という方にはお勧めできません。
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